イチロー選手の言葉🌸

考え方  / 

日本で9年、アメリカで19年目での引退。
本当に数えきれない偉業を成し遂げたイチロー選手。
その努力は、みんながみんな真似できるものではないです。


4、5年前ですかね。

アメリカに旅行した際、イチロー選手を一目見たいと、
ヤンキーススタジアムでの野球観戦を予定に組みました。当時、背番号は31でしたね。

   

私は、イチローを生で見ている興奮、寒さ、土砂降りで、おかしなテンションだったのでしょうか、、、
傘をさしながら踊っていると、スタジアムのでっかいスクリーンにその姿が10秒くらい映りました(笑)
それもまた良き思い出。

さてさて、昨夜の引退会見。
この会見でのイチロー選手の言葉は、
スクールのブログに書かずには居られないと思い、
会見の雰囲気や内容の記憶が鮮明なうちに記録したいと思います。
「え?!こんな居るの?びっくりしたー。だって今何時?!」
と集まった記者の数に驚きつつも笑顔を浮かべる中、会見が始まりましたね。
1番心に残ったのは、子どもたちへのメッセージ。

「色んな事を試して、夢中になれることを早く見つけてほしい。
熱中できることじゃないと、壁を越えていけない。
だから、向いてる向いていないじゃなくて、好きなものを見つけてほしい。」

こんなことも言ってましたね。

「ただ楽しいっていうのではなかった。
それでも頑張れた原動力というのは、野球を愛してるから。」
「自分の限界を少しずつ超えていくこと。
高すぎる目標を持つと今の自分とのギャップに苦しむから。
努力し続けてて、たまに上手くいく時がある。
それをこれからも繰り返していくんでしょうね。
上手くいかないことと向き合うのはしんどいですけどね。」

などなど、引退会見以外にも
心に響く言葉をたくさん残してくれていますね。

イチロー選手のように、これだけ努力している人の言葉は、
説得力もあるし、素直に聞けます。
自然と耳が傾きます。

私、思うんです。

上手くいかないときの自分とどう向き合うか。
その壁を乗り越えるためにどうするか。
他人と比べるのではなく、自分と戦う。
人間、苦しい時に一番成長する。
だから苦しさと向き合い決して逃げないこと。
うまくいかない事の方が多いというスタンスでいること。

私が高校時代に留学生活を乗り越えられたのは、これらを当時の苦しい自分に毎日言い聞かせて、負けずに頑張ったから。
留学のイメージって、広い世界に飛び出していくっていう明るいイメージを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、
私の場合、試練の方が多かったです。(当時、高校生で英語力もまだまだで、自由がきかないということもあったと思いますが)
だから、これから留学する人に、大丈夫!楽しいから行っておいで!なんてことは言えません。
でも、一つ言えるとしたら、明確な目標がある人は逆境に強い。ということ。
人から聞いて知識があるのと、実際に経験したことがあるのでは、全く別の話。
その世界に行った人しか見えない景色がある。
そう、英語を話せる人にしか見えない世界がある。
ひとりでも多くの人が、そこに広がる景色を見られるよう
これからも微力ながらも全力でサポートしていきたいです。

おまけの写真1:留学中通ってた高校で使ってたロッカー(映画と一緒でしょ?)

おまけの写真2:ホームステイ先(平屋で地下があったよ。猫アレルギーなのに、猫が2匹も居たよ。)